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配管内部に内視鏡(ファイバースコ
ープ)を挿入し、状況を観
察します。配管内部に装置の先端部を挿入 して直管や継手の内
部状態を観察するもので、すべての配管に適用できます。曲が
りが2~3か所以上ある場合には、挿入が困難な場合がありま
す。
測定箇所は,一時的に取外しできる機器の接続部など,内視鏡が挿
入できる位置に隕られます。ただし,部分的に配管を切断して,
そこから挿入、観察することも行われます。
写真やビデオにより、映像を記録する事が出来ます。錆こぶの状
況等を確認できますが、配管肉厚は測定できません。
特にSGP(炭素鋼鋼管)においては,錆の発生や詰まり状況,
SGP-V(樹脂ライニング鋼管)においては,ライニングのはく離
状況や継手部端部の錆発生状況,銅管(CUP)においては孔食
や潰食の発生状況の把握が容易です。
主な調査箇所は一般的には、高置水槽まわりの横引き管,給水メ
ータまわりおよび端末の給水栓まわりが選定されます。
★費用及び簡便さの面で比較的一般的な調査方法とされています。 |
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配管にエックス線を照射し、透過したエックス線の強度変化を、
フィルムの白黒濃淡影像として観察。
白黒のコントラストから、配管肉厚の減少や錆こぶの状態を観察
できます。併せて、配管内部の錆の状況・詰まり状況・ライニン
グのはく離状況などを観察することができ桝。特に,超音波厚さ計
では計測が不可能な配管継手部や電縫部の腐食状況について高い
確度で観察できます。
一般的には撮影したフイルムを観察して劣化判定しますが、コン
ピュータによる画像の濃度解析により,残存肉厚を定量的に計測
できます。
エックス線照射時、管理区域内を立ち入り禁止にします。 |
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サンプルを実際に手に取って見ることができるので、最も確実に
劣化状況を理解しやすい方法です。
サンプルを実際に手に取って見ることができるので、最も確実に
劣化状況を理解しやすい方法です。
管の一部を切断してサンプルを採取し,管内面の状態を調査しま
す。
配管を採取し、管内面を酸洗浄により腐食生成物を除去後、ポイ
ントマイクロメータで残存肉厚測定します。定量的に検討し評価
します。
SGP-V(樹脂ライニング鋼管)の
場合は継手を含めて抜管し,管端
ねじ部の腐食状況を定性的に検討し評価します。配管の劣化状況
の確認や肉厚の測定を確実に行えます。
配管の採取・復旧には時間を要します。 |
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